インタビュー / エッセイ

2014-03-26

これまでの活動を振り返って

 

総合理工学府 博士後期課程3年 小川友以

 

3月に九大大学院を修了するにあたり、男女共同参画や女性研究者のイベントなど大学院生活におけるこれまでの活動を振り返りたいと思い、筆をとりました。

 

私にとっては修士2年生に進級するときに、箱崎キャンパスの女性研究者キャリア開発センター(ソフル)を訪れたことが、これらの活動を始めるきっかけとなりました。

 

当初は、研究者を目指して博士課程進学にあたりキャリアプランを描こうとしたときに、まずは女性の先輩や先生方のロールモデルを探したいと思っていました。自分が知りたいことや分からないことの情報収集というのが主な目的でした。そのうちに、学生の呼びかけで女子大学院生のコミュニティを立ち上げようという動きがあり、参加してみることにしてみました。同じような悩みや迷いを持った女子学生が他にもいたことを知り、それぞれに異なる考えやバックグランドを共有し合うことで、打ち解けながらも刺激し合える仲間に出会えました。研究の支障にならない範囲でということを考え時間が限られていましたが、時には上級生や先生方、卒業生にインタビューや申請書作成についての勉強会を行いました。博士3年の時には、ソフルから発行された冊子ブリランテの大学院生インタビューにて中高生へ向けてのメッセージを発信する機会を頂きました。その他に、ソフル企画や他大学、各学会で開催されていた講演会等のイベントにも参加しました。イベントの主旨はさまざまでしたが、多くの情報を得て、男女共同参画や女性研究者としての歩み方に対し、自分の見方・考え方に多面性を持たせることにつながったと思います。このような活動を通し、情報収集、自分たちための勉強会等の企画・運営、後輩への情報発信と、自然と段階を踏んで活動を広げることができていたと思います。これからのキャリアパスにおいて糧となる多くの出会いとつながりも得ることができました。

 

思い返してみれば最も重要だったのは、“興味を持つこと、行動を起こすこと”だったのではないかと思います。研究室は筑紫キャンパス、ソフルは箱崎キャンパスと移動に40分ほどかかる距離でしたが、修士の時に躊躇わずに行動を起こしてみて、良かったと思います。たまに箱崎を訪れるのは良い気分転換になり、学生生活にメリハリをつけることにもつながりました。九州大学で学ぶ後輩たちにも(特に女子学生!)、個々の研究活動以外にも自分の興味を大切に、時には大胆に行動を起こして、実りある学生生活を送ってほしいと切に願います。

 

もちろん、ソフルの先生方やこれらの活動を受け入れて見守っていただいた指導教員の吾郷先生や研究室メンバー、その他にもイベント等に関わる方々と、多くの支えがあって実現した活動だったと思います。この場を借りて、心から御礼申し上げます。