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2016.08.24 【報告】福岡女学院高等学校『はないち凛プロジェクト』で本学の教員が講演を行いました

  7月14日(木)に福岡女学院高等学校において実施されました『はないち凛プロジェクト』にて、本学の農学研究院青木智佐准教授(昆虫病理学、微生物的防除学)と比較社会文化研究院の舟橋京子講師(人骨考古学)が出張講義形態よりも授業に近い形で講演を行いました。
このプロジェクトは福岡女学院高等学校にて、学問研究・職業研究・学部学科研究を行うことで、教養があり社会に貢献できる凛とした女性の育成を目指すことを目的に今年度から実施されているものです。
今回は一年生を対象に、学問・大学を身近に感じ文理コース選択時の参考にしてもらえるよう高校での既習内容の延長、または高1段階の知識でも少し背伸びすれば理解でき、かつ “アカデミック”な内容となる講演が様々な分野の研究者・専門家によって行われました。


  『微生物で害虫防除~昆虫を病気にする微生物たち』をテーマとした青木准教授の講演を聞いた生徒さんからは、「農学にはいろいろな研究があることがわかりました」「微生物の専門的なことを教えていただいておもしろかったです。昆虫も人と同じように病気になるのが衝撃的でした。」「家庭菜園などで日頃触れる土にも細菌がたくさんいることが分りました」「自然にも人間にも優しい科学薬品が必要だと思いました」などの感想が寄せられました。
『私の学習・研究遍歴』をテーマに講演された舟橋講師には「はじめて詳しく人間の骨について学びました。スクリーンで骨をみて、とてもわかりやすくめずらしい授業でした」「人骨や埋葬場所から、性別、年齢、病気などいろいろなことがわかると知っておもしろいと思いました」「学科と言えど、一つのことに集中して研究できることに魅力を感じました」などの感想が寄せられました。


  参加された生徒さんたちが文理選択や研究、大学について具体的に知ることができる講義となり、先であると思われた自分自身の将来像を身近に思い描いていただく機会となりました。