お知らせ

2023.05.22
【報告】皐月ランチタイム交流会「ベビーシッター利用者に聞いてみよう!」を開催しました


 令和5年5月19日(金)皐月ランチタイム交流会を開催しました。今年度の最初のテーマは「ベビーシッター利用者に聞いてみよう!」です。当日はオンラインで20名の方に参加いただきました。

 まず初めに、男女共同参画推進室の上瀧教授から趣旨説明がありました。九州大学では、平成30年度から「ベビーシッター派遣事業割引券」を発行して、ベビーシッターによる在宅保育サービス事業の利用料金の一部を助成する事業を行っています。今回は、実際に本制度を利用されている方からお話を伺い、制度利用にあたっての疑問や不安を払しょくすることが目的であるとの説明がありました。

 続いて、本学応用力学研究所の江口菜穂准教授から話題提供がありました。江口准教授は、利用者としての立場から、制度利用に至った経緯やシッター会社の探し方、定期利用とスポット利用の違いなど、ご自身の経験談を分かりやすく紹介されました。また、本制度を利用するメリットとして、育児のプロであるシッターと子育ての悩みを共有することができ、安心して自分の仕事に取り組めるようになることを挙げられました。さらに、子育てに関わる誰もが笑顔でいられるよう、こうしたアウトソーシングは必要な手段であると説明されました。

 その後、参加者を交えた質疑応答の時間が設けられました。参加者からは、知らない誰かを自宅にあげることへの心理的ハードルをはじめ、制度利用にあたっての不安や疑問が多く寄せられました。これに対して、江口准教授は、一度利用するとそのメリットを実感することができるため、気軽に利用してみてはどうかとのアドバイスがありました。また、同じく本制度を利用している参加者からは、プライベートでもよくシッターを依頼していること、その場合は利用補助の対象とならないが、夫婦の時間の確保や自分自身が息抜きをするためにも必要だと考えていることなどのコメントがありました。

 男女共同参画推進室では、今後もオンラインイベントを企画・実施してまいります。皆さまのご参加をお待ちしております。


男女共同参画推進室 相良祥子


  


※今回のランチタイム交流会で取り上げました、ベビーシッター利用補助制度の詳細についてはこちらからご確認いただけます。


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