活動報告

2021.03.12
【報告】3/4弥生ランチタイム交流会「男性のワーク・ライフ・バランスについて語る会」開催報告

 令和3年3月4 日(木)に今年度最後の弥生ランチ交流会をオンラインにて開催し、32名の参加がありました。今回は「男性のワーク・ライフ・バランスについて語る会」ということで、男性の教職員3名にご登壇いただきました。パネリストは、持続可能な社会のための決断科学センター 村上貴弘准教授、基幹教育院 斎藤新悟准教授、農学部事務部 阿志賀公一主任です。


 まず、自己紹介を兼ねてご専門や趣味、ご家族の学齢など、パワーポイントを使ってお話し頂きました。本推進室の発行する『ダイバーシティニュース』の「男性教職員の両立・育児体験記」に寄稿していただいた当時の様子や、お子さんへ作られたお弁当や育休中のお写真なども拝見しました。次に、現在のワーク・ライフ・バランスの様子や悩み、そして人生においてそのターニングポイントがいつだったか、一番大変だったことやその解決策も伺いました。一人暮らしから、初めてのお子さんが生まれたことによる変化を上げられる方が多く、パートナーとそれらの苦労を分かち合ってライフステージ毎にバランスを変更し、どなたも家族それぞれに合わせた視点で考えておられました。


 さらに、自然体でパートナーと助けあいながら子育てをしているだけでなく、自分が子育てや家事に積極的であるという姿勢を同僚に示すことで、周囲の女性が育児のために早く帰りやすくなるように考えて行動をしておられることなど伺いました。また、お父様がひと昔前の父親像であったにも関らず、ご自身は時代に沿ったライフスタイルを模索しながら積極的に家事・育児にも取り組んでおられます。より若い世代の男性の意識がどんどん変わってきていることを、うかがい知ることが出来ました。


 また、終了時間を過ぎてからも参加者から育児休業や職場復帰についても質問が出て、登壇者よりさらに若い世代への良い相談時間となりました。女性の参加者からは、男性の意識の変化に対してご自身のことを含めひと昔前の母親像を引きずって、家事・育児の何もかもを抱え込んでしまいがちな女性側の意識も変えなければならないとのご意見を後から寄せていただきました。


 新年度もランチ交流会は奇数月に開催してまいります。今後のランチ交流会で取り上げてほしいテーマがございましたら、男女共同参画推進室までご連絡ください。皆様のご参加をお待ちしております。


男女共同参画推進室  杉本 めぐみ


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