活動報告

2022.02.18
SENTAN-Q第1期生 修了認定式および修了報告会を開催しました

 2022年2月10日(木)、第1期生の修了認定式および修了報告会をオンラインで開催しました。第1期生はSENTAN-Qが開始した令和元年度に選定され、2020年1月より女性8名、男性2名の計10名で2年間の研修をスタートしましたが、2021年12月には、ライフイベント等による延長者を除く7名が2年間の研修期間を経て無事にプログラムを修了しました。
 第一部の修了認定式では、初めに石橋総長から修了生への認定書の授与が行われました。続く来賓祝辞では、文部科学省人材政策課人材政策推進室長の三輪善英氏と、国立研究開発法人科学技術振興機構科学技術プログラム推進部プログラム主管の山村康子氏から、研修生への祝辞が述べられました。さらに、SENTAN-Qの海外プログラムモデル校としてSTEP2を担当した講師陣からビデオメッセージで祝辞が寄せられ、カリフォルニア大学サンディエゴ校(以下、UCサンディエゴ)前副学長のSandra A. Brown氏からは、新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックによる困難を抱えながらも研修生がすばらしい成果を収めたことや、海外パートナー校としてUCサンディエゴが本研修に協力できたことは大変光栄であるとのメッセージが送られました。


 来賓による祝辞の後は、修了生を代表して、農学研究院の中村真子准教授が謝辞を述べました。中村准教授は、本研修で習得した知識を学生や大学、社会へ広く還元するとともに、国際的な舞台で活躍していきたいとの意欲を語りました。その後、第一部の締めくくりとして関係者による写真撮影が行われ、認定式を終了しました。


 続く第二部では、修了生による研修報告会が行われました。修了生からは、国際的な共同研究のネットワークを構築できたことや、研究を継続して実施する粘り強さなどを身につけることができたとの感想が述べられました。また、コロナ禍という不確かな社会の中でどのように自分の希望を実現していけばいいのか、改めて考え直すきっかけになったとの言葉が寄せられました。
 最後に、本研修のコーディネータである玉田薫副学長から閉会の挨拶が述べられました。玉田副学長は、困難な状況下で浮かんだアイディアの中にこそ未来を牽引する知見があるかもしれないと話しつつ、改めて学内外の関係者に向けた謝辞を述べられました。


(男女共同参画推進室 相良祥子)



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