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2022.03.04 【報告】ジェンダー研究に取り組む学生への研究助成プログラム 令和3年度報告会

 令和4年2月22 日(火)に「ジェンダー研究に取り組む学生への研究助成プログラム」令和3年度報告会をオンラインにて開催しました。


 今年度は本助成プログラムに学部生2名、修士課程12名、博士課程2名の計16名が研究成果を発表しました。対面と併用で準備を進めていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため最終的にはオンラインでの開催は、今年度で2回目となりました。


 採択者は、文学部、人文科学府、人間環境学府、法学府、システム生命科学府、芸術工学府と異なる領域に在籍し、国内外の歴史上の事象から現代の社会問題や演劇など多岐にわたるテーマの研究が報告されました。昨年度は現地調査をする研究内容については、途中で辞退学生もいました。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大しても研究計画の段階から現地調査だけに頼らない研究内容が増え、防疫のために辞退した学生はいませんでした。様々な活動が制限される中でも、収束期に調査に行くなど、学生の創意工夫がみられ、研究発表の内容は充実しました。参加した教員、学生との間で活発な質疑応答と意見交換が行われました。学内の教員からは個々の研究に対する有益な助言もありました。男女共同参画推進室学生教育等部門の教員に加え、一部採択者の指導教官にも参加いただき、全体の参加者は約40名でした。


 この助成プログラムは、学部生から大学院生までを対象に、4月に公募が出され、審査を経て8月に採択者が決定します。ジェンダー研究に関心のある学生にとっては、研究発表を行い、討論をする良い機会となり、年度末にはプログラム採択者の報告書が公刊されます。


 男女共同参画推進室では、令和4年度も引き続きこのプログラムを実施する予定です。
学生の皆さん、ふるって応募下さい。
 

男女共同参画推進室 杉本 めぐみ