ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ

　令和6年2月13日（火）に「ジェンダー研究に取り組む学生への研究助成プログラム」令和5年度報告会を男女共同参画推進室多目的スペースで開催しました。

　本研究助成プログラムは、学部生から大学院生までを対象に、4月に公募が出され、審査を経て8月に採択者を決定します。ジェンダー研究に関心のある学生にとっては、研究発表を行い、討論をする良い機会となっています。

　報告会では今年度の13名の採択者（学部１名、修士7名、博士5名）が、研究成果を発表しました。共創学部、人間環境学府、芸術工学府、経済学府、人文科学府、地球社会統合科学府、歯学府に在籍する学生たちが、女性研究者問題や、メディアや衣装にみるジェンダー観、また性差の分子基盤等、多岐にわたるテーマの報告をしました。やむを得ず、オンラインでの発表となった学生もいましたが、各学問分野に立脚したジェンダー研究に対し、活発な質疑応答と意見交換が行われました。報告会後の交流会ではお互いの研究関心を共有したり、情報交換する姿が見られました。

　報告会には、学生や保護者、男女共同参画推進室学生教育等部門の教員や採択者の指導教員、その他の教員を含む約25名が参加しました。男女共同参画推進室では、令和６年度も引き続きこのプログラムを実施する予定です。多くの学生の皆さんの応募をお待ちしています。

男女共同参画推進室   河野