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2023.10.17 SENTAN-Q第3期生 修了認定式を開催しました

 令和5(2023)年10月12日(木)、第3期生の修了認定式を対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。今回が初めての対面での修了認定式となります。

 第3期生は令和3(2021)年度に選定され、同年8月より男性7名、女性4名の計11名で2年間の研修をスタートしました。新型コロナウイルス感染症による影響を受け、対面での講義がオンラインで実施されるなか、今回の修了認定式は、研修生同士が初めて一堂に会す機会となりました。

 修了認定式では、まず初めに石橋総長から修了生への認定書の授与が行われました。石橋総長は、本SENTAN-Qが九州大学の掲げるVISION2030の中核をなす事業であり、国内外から大変高い評価を受けていることや、コロナ禍で大きな制約を受けながらも、研修生が各ステップを着実に修了して素晴らしい成果を収めたと述べられました。また、研修生には本研修で培ったリーダーシップや研究教育力を発揮し、我が国の学術分野の発展に大きく貢献してほしいとの激励のメッセージを贈られました。

 続いて、各研修生による研修の総括が行われました。11名の研修生からは「国際的なネットワークを築く大変良い機会であった」「海外トップ大学の講師から学ぶことで大きな刺激を受けた」「自分のダイバーシティに関する意識の低さを痛感するとともに、あらためてその重要性を肌で感じることができた」などのコメントが寄せられました。また、本研修を通じて培ったネットワークを活かし、国際共同研究に発展した例や、海外メンター校から若手教員を招聘する計画を立てている例も紹介されました。

 最後に、本SENTAN-Qのコーディネータである玉田副学長から、閉会の挨拶がありました。玉田副学長は、コロナ禍による制約を受けながらも、第3期生が全員STEP6での海外研修を実現できたことや、自ら考えプランを練ることで大きく成長できたことを述べられました。また、この2年間での経験を活かして、今後の長い研究人生においても前向きに成長し続けてほしいとのメッセージを贈られました。


(男女共同参画推進室 相良祥子)