KYUSHU UNIVERSITY 九州大学男女共同参画推進室 Office for the Promotion of Gender Equality, Kyushu University

　令和5（2023）年11月4日（土）、本学の「アカデミックフェスティバル」の一環として「Open Cafe 2023 ～九大女子卒業生に聞く！学生生活やキャリアについて」を開催しました。参加者全員が一堂に会しての対面開催は、4年ぶりとなります。

　Open Cafeは、本学を卒業したOGの方をお招きして、卒業後のキャリアや学生生活、仕事とライフイベントとの両立についてご講演いただくイベントです。平成25（2013）年の初めての開催以来、今年度で10回目を迎えました。当日は、伊都キャンパス椎木講堂２階北ホワイエにおいて、本学教職員や学生、卒業生を含む幅広い層の方にご参加いただきました。

　今年度は、本学理学部を卒業された2名の方を講師にお迎えしました。お一人は、福永 憲子さん（パナソニック ハウジングソリューションズ（株））、もうお一人は、才田 聡子さん（北九州工業高等専門学校 准教授）です。最初にご講演いただいた福永さんには、ご自身のキャリアの転機となった転職や親会社への転籍や、そのなかで自分が正当に評価されていないのではないかと思い悩んだ経験についてお話しいただきました。福永さんは、目の前のことを受け入れてしっかり取り組むことで自分の希望は叶うこと、また価値観の変化を柔軟に受け入れることが大切であるとアドバイスいただきました。続いてご講演いただいた才田さんは、ポスドクとして勤務する傍ら出産・育児を経験されたエピソードを紹介しながら、日頃から職場で良好な人間関係を築くことが大切であるとお話しいただきました。また、ご自身の経験を振り返り、反省点についてもアドバイスいただきました。

　その後、2つのグループに分かれて交流会を開催しました。参加者からは、在学中にできることや挑戦した方がいいこと、今後の展望などについて活発な質問が寄せられました。参加者の中には学生も多くいましたが、あらためて卒業後の進路やキャリアについて考える大変良い機会となりました。ご登壇いただきましたお二人と、開催にあたりご協力いただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。

男女共同参画推進室　相良祥子

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