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2026.09.03 【報告】令和8年度 QURIESプログラム実施報告

九州大学では、令和3年度より女子高校生を対象とした理工系インターンシップ「QURIES(キュリーズ)プログラム」を実施しています。本プログラムは、女子高校生が理工系分野に主体的に関心を持ち、将来、九州から世界へ羽ばたく女性研究者・技術者として成長することを後押しすることを目的としています。なお、本プログラムの名称は、K(Q)yushu University Research Internship in Engineering and Scienceの頭文字と、女性科学者のパイオニアであるマリ・キュリー(Curie)博士の名前とを合わせて名づけられました


令和8年度は福岡県内から54名が参加しました。8月3日のオリエンテーションでは、園田理事による挨拶、萩島副学長からのプログラム趣旨説明に続き、本学で活躍する若手女性研究者3名が登壇し、研究内容や進路選択の経験を紹介しました。受講生たちは熱心に耳を傾け、研究活動の具体的な進め方や大学での生活について積極的に質問する姿も見られ、理工系分野の研究への理解を深める貴重な機会となりました。


8月3日午後から7日午前中までの5日間、受講生は希望する研究室に分かれ、実験、分析、装置操作、データ処理など、大学で行われている研究活動を実際に体験しました。初めて触れる専門機器に緊張しながらも、教員や大学院生の指導のもと積極的に取り組む姿が多く見られました。ある研究室では、受講生が行った実験から予想以上に有用なデータが得られ、指導教員が驚く場面もありました。また、研究室の教員や大学院生からも「理解が早く吸収力が高い」「質問の質が非常に高い」など、受講生の意欲と能力を評価する声が寄せられました。


最終日の7日午後には、5日間の成果をまとめた研究活動報告会を開催しました。受講生は緊張しながらも堂々と発表し、各研究室の教員や大学院生との活発な質疑応答が行われました。高校生同士が互いの研究内容に刺激を受け、「もっと理工系を学びたい」「大学で研究を続けたい」といった前向きな感想も多く聞かれました。


今年度のQURIESプログラムも、参加者が研究の面白さや奥深さを体感し、理工系分野への進路選択を具体的に考える契機となる、非常に充実した内容となりました。今後も九州大学は、次世代の女性研究者・技術者の育成に向け、理工系分野への学びと挑戦の機会を積極的に提供してまいります。


オリエンテーションの様子